7/25(水)野草観察と精進料理を味わう会に参加してきました!

いつもケーブルカー駅員ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

先日、7/25(水) 「野草観察と精進料理を味わう会」 を開催いたしました。

こちらのイベントはご参加された皆様の日頃の行いがよろしいのか、晴天に恵まれることが多く、

この日も天気は快晴でした。

 

イベントの内容といたしましては、植物研究家の菱山忠三郎先生に

山野草についてわかりやすく説明をしていただき、

散策後は高尾山薬王院にて、精進料理の昼食をお楽しみいただくものです。

普段は平日のため、大人のお客様が多いこちらのイベントですが、今回は夏休み中の開催でしたので、

お客様の中に、小学生の方もいらっしゃいました。

さて、受付を済ませていただきました皆様で、ケーブルカーに乗車しました。

現在はヤマユリが咲いておりましたので、今回はケーブルカー高尾山駅へお寄りいただいて、

ヤマユリをご覧いただきました。

 

綺麗ですね~~。

立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は、、、、、ですね。

 

 

さて、先生のご挨拶をいただき、野草園へ向かいます。

 

野草園にて出逢えた植物たちはこちらです。

キンシバイ                           イワタバコ                            

ツチアケビ・・多年生の無葉ランで、根の中につくナラタケ菌と共生しているものです。

和名はこの実がアケビを思わせるためと言われています。

実はこちらの写真、両方ともツチアケビなんです!!

(写真左)のソーセージのような形状は、今回ご覧いただけたツチアケビの『実』です。

(写真右)は前回の観察会(6/27)でまだ花をつけていた時のものです。

花と実では大きく印象が違いますね。来年同じ場所に出るとは限らないため、次回はどこに姿を現してくれるでしょうか??

野草園の中であれば、また観察会でご紹介できるのにな~と思ってしまいます。

 

キレンゲショウマ・・・前回はまだ緑の固いつぼみでしたが、黄色のつぼみになっていました。

キレンゲショウマは、大河ドラマ『篤姫』の原作者として知られている、

宮尾登美子さんの小説『天涯の花』を、テレビ化されてから、全国的にとても有名になった花だそうです。

現在は、1輪だけ咲いていましたので、もう少ししましたら、たくさん咲く模様をご覧いただけると思います。

 

ギボシ                               ヒメヒオウギズイセン

 

ソバナ                                   ハンゲショウ

ハンゲショウは葉を見ると、白色が付いていることにお気づきでしょうか?

この植物は花が小さいために工夫をしています。

それは、葉の一部を化粧したように白くし、虫が花に気づきやすいようにしています。

虫は受粉の助けをしてくれますから、虫に気づいてもらえるよう工夫をしているんだそうです。

まるでペンキでも塗ったかのように白いので、是非お近くでご覧いただきたいと思います。

 

 

チダケサシ                      ジャコウソウ       

 

 

(写真左)キジョランの実・・・触ると落ちてしまうので、触れずに、そーーっと観察しましょう。

この実が割れると種子が飛ぶのですが、

その様子が「鬼女(キジョ)」が髪を振り乱している様子にたとえて、

この「キジョラン」という名前になったそうです。

命名者は明らかに男性ではないだろうかと疑ってしまう名前ですね。。。

(写真右)・・・ショウジョウバカマの芽・・・写真をよくみると、葉の先から芽が出ています。イチゴやユキノシタなどは、

葉とは別にツルが伸びますが、この植物は葉の先から子孫を残しているそうです。

 

 

 

(写真左)マツカゼソウ・・・・先生が「匂いを嗅いでみてください。すごい匂いがします!」と、おっしゃいまして、

嗅いでみました。。。ミカン科の植物らしいですが・・・・

ミカンのようなニオイ・・・ではなかったと思います。ちょっと臭かったです・・・・・・

(写真右)オトギリソウ・・・和名は、『弟切草』で、秘薬のことを漏らした弟を兄が切り捨てたという伝説によります。

その際に飛び散った血が、葉の黒い斑点だと伝えられています。

 

                      

(写真左)フシグロセンノウ・・・黒いため、フシグロセンノウと言われているそうです。

節の写真を撮りましたら、ピンボケしてしまいましたので、

残念ながらこちらでご紹介できませんでした。。。

(写真右)ハナイカダ・・・前回は、写真内のような緑の実をつけていましたが、今回は黒い実になっていました。

ふつう、葉の上に実は1つですが、まれに2~3個のもあるようです。

他の葉には確かに3つの実が乗っている物もありました。

                         

 

   シデシャジン

 

 

特徴的な実がついているこちらは、「ミミガタテンナンショウ」です。

(写真左)は、前回ご覧いただけたミミガタテンナンショウです。

(写真右)は今回の観察会のもので、色がほんのり赤くなっているのが見えますでしょうか。

しばらくすると、やがて、実は真っ赤になっていきます。

 

カリガネソウ・・・先生が、「葉っぱを揺すってみてください。」とおっしゃいまして、揺すったところ、

なんとも言えない独特の匂いがしました。。。この日に嗅いだ「マツカゼソウ」もなかなかの匂いでしたが、

嗅いだ瞬間に、顔をそむけてしまったくらい、個人的には「カリガネソウ」の勝ちでした (?)

  

 

こちらの写真は両方とも「ヤマシャクヤク」という植物です。

(写真左)の実は、今回ご覧いただけた、ヤマシャクヤクの『実』です。

(写真右)は以前に花をつけていた時のものです。

花は白くとても清楚な印象ですが、

実の方は内面の赤と種子の瑠璃色を帯びた黒色で鮮やかな印象ですね。

 

 

こちらの2枚はレンゲショウマです。和名は「蓮華升麻」と書きます。

とても優雅な花です。

 

 

さて、そろそろお腹が空いたなぁ~と思ったころです。

野草園を後にし、男坂を通りまして、薬王院さんへ向かいました。

 

本日の精進料理はこちらです。 ↓ ↓ ↓

山菜の天麩羅や、とうもろこしの湯葉などが並び、夏らしく、

甘味には、水まんじゅうが添えられていました。

参加されたお子様も「美味しい!」と喜んで、召し上がっていただきました。

 

 

<オマケ>

山の上は、気候が少し麓よりも違うのでしょうか。

お寺に向かう途中ではまだアジサイが咲いていました。

 

さて、次回の『野草観察と精進料理を味わう会』は、秋頃の開催を予定しております。

詳細が決定いたしましたら、また、ホームページ等でお知らせいたします。

皆様お誘いあわせの上、ご参加いただければ幸いです。

自然の宝庫 高尾山で山野草巡りをして見ませんか。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

byアッキー