桑都八王子と高尾山を和菓子でつなげる(その1)

いつもスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
エンジョイホームのゴールデンウィーク、地元の和菓子屋さんでお気に入りの甘味にゆっくり舌鼓なんて過ごし方はいかがでしょう。

・・・というのも高尾山・八王子を発信するコンセプトの「高尾山スミカ」では、八王子の和菓子屋さんがつくる「高尾」を冠したお菓子と高尾山地元のお菓子を紹介するフェアを企画していたもので・・・
イベントこそ延期しますが、紹介予定だった和菓子屋さんとそのお菓子を、数回に分けてご案内します。
今回は5つの店舗から「高尾」を冠した6つのお菓子と、それぞれのお店を代表するお菓子です。

「高尾」を冠した八王子の和菓子

 

御菓子司 千松園(おかし・せんしょうえん)

 いちょうホール通りと国道16号線の交わる角に、地元に人気の「千松園」があります。八王子の歴史にちなんだ銘菓が多く、地元の人は一度は目にしたことのある『八王子城』(税込み216円)という城をかたどった最中が有名です。また『桑どら焼き』(税込み216円)もここの定番。

「高尾」を冠したお菓子としては『たかお路』(税込194円)があります。
もみじ柄の丸い焼き菓子を割ると、卵・クリーム・バターを練り込んだ白あんがたっぷり入り、甘すぎずボリュームたっぷり。
なお、ゴールデンウィークは原則無休、おすすめはつぶあん、こしあん、みそあんの『柏もち』(税込み162円)だそうです。

「千松園」外観(国道16号に面しています)「千松園」の『八王子城』と『たかお路』
『たかお路』

店舗名  御菓子司 千松園
住 所  八王子市大横町1-13(最寄りバス停「大横町」)
連絡先  042-622-5664
営業時間 9:00~18:00
定休日  水曜日(5月5日は営業)
駐車場  あり(2台)

 

八王子銘菓 もちとし

大正15年創業、3代目が仕切る八王子銘菓「もちとし」は八王子駅前通りを北に向かい、甲州街道を西に曲がってすぐの北側に店舗を構えます。
八王子を走るバスのほとんどがここを通るので、市民のだれもが知るお店。
一番人気は『八王子太鼓』(税込205円)、北海道産大納言小豆をたっぷり使い、中にはさらっとした甘さの求肥もちが。

でも、私たちの目的は、『高尾の月』(税込216円)と『高尾の子猿』(税込194円)。
カスタードクリームたっぷりの『髙尾の月』は某仙台の御菓子よりあっさり?
また『髙尾の子猿』はその形がかわいい。
当社の「高尾山さる園・野草園」ももうすぐ出産時期になり実物のかわいい子猿とも比べてみていただきたい逸品です。
なお、ゴールデンウィークは無休、おすすめはこしあん、みそあんの『柏餅』(税込183円)です。

「もちとし」の外観(甲州街道に面しています)

「もちとし」の『八王子太鼓』『高尾の子猿』『高尾の月』

『高尾の子猿』 『髙尾の月』

店舗名  八王子銘菓 もちとし
住 所  八王子市横山町22-2(最寄りバス停「横山町」)
連絡先  042-644-2141
営業時間 9:00~18:00
定休日  水曜日(5月5日は営業)、第3木曜日
駐車場  提携あり(コムパーク横山町第11駐車場ほか)

 

御菓子司 青木・万年堂
(おんかしつかさ・あおきまんねんどう)

創業文政元年、1818年。八王子でも老舗中の老舗「青木・万年堂」は、現在国道16号線の中央線踏切脇、また駅ビルCELEO内に店舗を構えます。
実は当社施設 「香住」(現・高尾山スミカ)にも店舗を構えたことがあるのですが、詳細は調査中です。
「青木・万年堂」といえば『葵千人』(税込170円)、新鮮な八王子の地卵、北海道バター・生クリーム等の黄身餡の乳菓子。
一方「高尾」を冠するのは『髙尾山繪圖』(税込1,800円)。
ハーフ(900円)、北海道小豆を丁寧に炊き上げ、きざみ栗を入れ村雨餡で巻いた竿菓子です。
なお、ゴールデンウィークは無休。『柏もち』がおすすめです。

「青木・万年堂」外観(中央線踏切脇寺町店)「青木・万年堂」の『葵千人』と『髙尾山繪圖(ハーフ)』『髙尾山繪圖(ハーフ)』

店舗名  御菓子司 青木・万年堂
住 所 (寺町店)八王子市寺町38
ホームページ https://www.aokimannendo.com
連絡先  042-625-1105
営業時間 10:00~18:00(開店時間を変更しています)
定休日  火曜日(5月4日は営業)
駐車場  あり

 

八王子 松姫

武田信玄の四女松姫さまが、戦国の世の波乱のなか最後にたどり着かれたのが、現在の八王子市台町の信松院。
それにちなんだ銘菓が八王子松姫の『松姫もなか』(税込118円)です。
十勝産の小豆と白あんに十勝産大手亡豆を使用。小倉、こし、しそ、柚子、栗の5色の餡があります。
さらに今回お薦めは、その名も『高尾』(税込248円)パイ生地で白あんと渋皮栗を包んだパイまんじゅうは絶品です。
ゴールデンウィークは5日を営業し、6日を代休。
おすすめは小豆こしあん、小豆つぶし餡、みそ餡の『柏餅』(税込162円)です。

「八王子 松姫」外観

「八王子 松姫」の『松姫もなか』『高尾』『高 尾』

店舗名  八王子 松姫
住 所  八王子市明神町3-11-15(JR・京王八王子駅徒歩8分)
ホームページ https://www.matuhime.co.jp
連絡先  042-642-0082
営業時間 9:00~18:00
定休日  水曜日(5月5日は営業、6日代休)、第3木曜日
駐車場  あり(店舗向かい側)

 

有喜堂本店(ゆうきどうほんてん)

今回ご紹介する最後は髙尾山薬王院有喜寺ご用達の有喜堂本店です。
明治30年代、中興26世貫首志賀照林の勧めで開かれたお店。甲州街道沿いの本店と表参道の工場併設本店工場店、さらには表参道甘味処があり、『高尾せんべい』(箱入りやお徳用袋入りがあります)や『高尾まんじゅう』(税込110円)など美味しいお菓子がいただけます。
ゴールデンウィークは、営業予定。
高尾登山の帰りにぜひお立ち寄りください。

「有喜堂本店工場店」外観

「有喜堂本店」の『高尾せんべい』『高尾まんじゅう』『高尾せんべい』

店舗名  有喜堂本店工場店
住 所  八王子高尾町2302
連絡先  042-661-0048
営業時間 9:00~17:00
定休日  火曜日(5月4日は営業)
駐車場  あり(店舗向かい側)

さて、今回は冒頭でご案内のとおりイベント延期によるご紹介なので、つい長くなってしまいました。
次回以降は、八木町の大村屋、平岡町の菊屋八幡、千人町の旭苑本店、高尾の萬盛堂、有喜堂支店、高尾山の千代乃家、滝美屋、十一丁目茶屋などの御菓子を紹介できればと思っています。

by.てつ