新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、高尾山薬王院へのご参拝や登山を楽しむお客様に加え、初めて高尾山を訪れるという若い世代の方々とも多くの出会いがありました。ケーブルカーで山を駆け上がる力強い走りに驚き、観光リフトで風を感じてリフレッシュされる。そんな皆様の姿が、私たちの何よりの励みです。
私共、高尾登山電鉄は、来る2027年1月に開業100周年という大きな節目を迎えます。大正から昭和、平成、そして令和へと、一世紀にわたり多くのお客様をお運びできましたのは、ひとえに皆様の温かいご支援の賜物であり、心より感謝申し上げます。
この100周年という節目を前にした2026年、私たちは「次の100年」を見据えた準備を本格化させてまいります。その象徴として、現在、駅舎の改修や新型ケーブルカーの導入に向けた検討を鋭意進めております。伝統ある高尾山の景観に調和しつつ、最新の安全性と快適性を備えた次世代の車両によって、より多くのお客様に感動をお届けしたいと考えております。
また、弊社が運営する各施設においても、新しい息吹と賑わいが生まれています。
「高尾山さる園・野草園」では、昨年、長年群れを支えたボス猿「ネッシン」が惜しまれつつ世を去りましたが、現在は新ボス「トロロ」を中心に、新たに4頭の子猿が生まれ、総勢91頭が元気に猿山を駆け回る、活気あふれる姿をご覧いただけます。
さらに、高尾山名物「天狗焼」の外部出店への積極的な挑戦や、夏の風物詩である「高尾山ビアマウント」での新たな趣向を凝らした施策など、運行事業の枠を超えて皆様に笑顔をお届けしてまいります。
本年は、これまでの歴史に感謝しつつ、未来への新しい風を感じていただける一年となりますよう、社員一同、安全運行とおもてなしの向上に邁進してまいる所存ですので、本年も変わらぬお引き立てを賜りますよう、お願い申し上げます。
今年一年の皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
2026年(令和8年) 元旦
高尾登山電鉄株式会社
代表取締役社長 久保 朝陽